フリーランス映像翻訳者Yukoのブログ

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映像翻訳者5年生。翻訳のお仕事の話などをつづっていく予定です。

仕事でやりがいを感じる瞬間…

誰も興味ないかな…とは思いつつ。

勉強している時の理想や想像と、実際に翻訳の仕事をしてみての現実では

意外と差があったので書いてみます:)

 

勉強していた頃に想像していた「やりがい」

実際にトライアルに合格ができるかすら未知数だった当時、

ネットや雑誌などで「映像翻訳の仕事でやりがいを感じる瞬間」や

「この仕事をしていてよかったと思う瞬間」など

現役翻訳者の方にインタビューした記事をちょこちょこ見ていました。

記事の情報もあってか、自分でも想像していたやりがいは

「自分の手掛けた作品が配信・放送されているのを見た時」でした。

 

実際に自分の手掛けた作品が初めて配信されているのを見た時

ネット配信系の仕事を受け、最初にその作品が配信されるのを

今か今かと待っていたのを覚えています。

そしていざ配信になり、実際に見てみた時の感想は「ほう…」でした。

自分が翻訳したと言っても翻訳者名は配信されず

またネット配信ということで、みんなが見ているという実感もなく

なんだかピンと来なかったです。。

 

自分の名前が翻訳者として出ているのを見た時

そのうち、自分の名前を翻訳者クレジットに出す案件が来るようになりました。

この時は「おっ」とプチ感動でしたがやはり想像していたほどの感動はなく。。

一度、テレビで自分の担当作品が紹介されていた時は

「おおっ!」となったのを覚えています。

自分から確認しに行ったりせず、たまたまテレビを見ていて目に入ったことが

すごくうれしかったのです。

ちなみにこういう体験は3年間で一度しかありません(汗)

自分の知らないところで、ちゃんと作品が見られているんだなと

実感できたのも嬉しかったです。

 

結局どんな時に一番やりがいを感じるのか

想像とは違ったのですが、やりがいを感じるのは

「好きなものにお金を使った時」でした。

旅行だったり、外食だったり。頻繁にできるわけではありませんが…。

フリーランスになって、お金は自分で稼ぐものという感覚になったので

好きなものにお金を使った時に「またこの時間を過ごせるために頑張ろう」と感じ

この感覚を味わえる瞬間が、やりがいを感じる瞬間でもあります。

特に旅行に行く時は何やら誇らしい気持ちになります。

でもその変わり、お金を使いたくないものに関しては

めちゃくちゃ どケチ  シビアになりました…

仕事で苦しい思いをしているからかもしれません。

 

会社勤めの頃と比べると…

会社勤めだった頃のほうが

仕事自体へのやりがいは感じていたような気がしないでもないです。。

成果が分かりやすいからでしょうか。

また、いい仕事をしたら顔を合わせて褒めてもらえることもありますよね。

 

 

ちなみに、色々と書きましたが私が二番目にやりがいを感じる瞬間は

「納品した時」です。

「ああ…楽になれる…」という解放感や一区切りついた感覚がクセになります。笑

 

いつも以上にまとまりがない気もしますが以上です~^^