映像翻訳の仕事1本で食べていくことができるのか問題
少し前に、ネットインターネット上で気になる投稿が目に入りました。
「映像翻訳だけで食べていけるのか」という話題です。
- 「翻訳だけで食べていけるのか」という質問とその回答
- 翻訳以外の仕事も掛け持つ理由
- 収入がないから兼業しているとは限らない
- そもそも「食べていける」の定義とは?
- 翻訳歴およそ3年のYukoにとって現実的な年収
「翻訳だけで食べていけるのか」という質問とその回答
翻訳だけで食べていけるのか…
この質問に対して
“「翻訳者 兼 通訳」、「翻訳者 兼 英語講師」など
翻訳だけでは食べていけないから兼業しているのでしょう”
という趣旨の回答がついていました。
翻訳以外の仕事も掛け持つ理由
あくまでYukoの推測ですが…
・1本に絞れないくらい、現時点での翻訳の収入が厳しい
・翻訳1本に絞って、どれほどの仕事量があるか未知数だから踏み出せない
・映像翻訳以外の仕事もしたい
などでしょうか。。
個人差が大きいと思いますが、家で1日中 翻訳の仕事をするよりも
外に出て直接人との交流がある仕事もしたい…という人もいるのではないかと…
また、私のように最初から掛け持ちで翻訳の仕事を始めると
どうしても一定の安定した収入がある仕事を切りにくいです。
収入がないから兼業しているとは限らない
…というのが私の個人的な意見です。
せっかくある程度柔軟性のあるフリーランスの仕事をしているのだから
そのメリットを生かして他の仕事をする方もいると思います。
リスクヘッジという場合もあるでしょうし、
兼業=収入がない、とも限らないのではないでしょうか。
もちろん収入が足りないという場合もたくさんあると思いますが。。
そもそも「食べていける」の定義とは?
この「食べていける」という基準は、人によって微妙に違うのではなかろうか…。
たとえば「1人で自立した生活を送る」としても
人によっては車も持つことができる、とか貯金もある程度はできる、とか
ひとまず貯金はできなくてもいい、とか色々ではないかと思いました。
また、「家族も食べていける」ということであれば更に大きな違いが出ますし
住む場所によっても必要な生活費も違いますよね。
人によって生活スタイルも違うわけなので、
自分が「食べていける」と感じる収入を計算して考える必要があると思います。
翻訳歴およそ3年のYukoにとって現実的な年収
今年の収入の見込みは270~280万円くらいだと思います。
ワーホリや帰国後の学習期間とこれまでの翻訳歴を入れると、
この収入につなげるまででも6年くらいかかっています。
今年は、結構キツキツで働いたな~と思う月の収入で26万くらい。
そのペースで働き続けて、ようやく年300万くらいの収入ですね。
本当に「やるぞ!」と決めて、毎日集中して濃密に仕事をこなし
なおかつ自由な時間も結構削れば
400万は見えなくもないか~…というのが現時点での印象です。
映像翻訳で年収1000万、なんて人も雑誌やネットで見かけますが
今の私には完全に非現実的な数字だなと思います。
以上です~!