低単価の案件はパンドラの箱なのか…
特に結論のない、悩み書きなぐりブログです。
私の翻訳者としての経験は2年半くらいですが、
時折来る極端に単価の低い案件(陰でブラック案件と呼んでいる。笑)が悩みの種です。
仕事がない時に低単価の案件が回ってきた
一時期、お仕事がなかった時。この時 極端に単価の低い案件が回ってきました。
これは、なかなかえげつないです。。
なんせ仕事がない。何もしなければ収入はない。
いくら単価が低くても、どんなに割が悪くても、受ければいくらかの収入にはなる。
そうなれば受けざるを得ませんでした。
発注してくださった方は足元を見ているわけではないでしょうが
普段受けている平均単価の60%くらいの金額。
仕事の予定がないから、と低単価の案件を受けたあとでいい条件の仕事が来たら
地団太を踏むしかありません。笑
実務歴3年弱で低単価は当たり前なのか
そもそも単価が低すぎる、と感じて断るのが
翻訳者3年生の私にとっていいのかどうか分かりません。。
翻訳仲間もあまりいないですし、普段自分の提示される単価が
高いのか安いのかもよく分からないのです。
単価の低い案件でも、翻訳歴2年半くらいの翻訳者は引き受けるものなのか。
でもこちらも生活がかかっていますし難しいところです。
低単価の案件はパンドラの箱?
低単価を受けると、業界全体の単価に影響しかねないと目にします。
本当にそう思うので、そういった理由から断ることもあるのですが
私が断るもう1つの理由は
一度受けてしまえばその後も回ってきやすくなるから。
同じクライアントの低単価の似た案件で声がかかるようになります。
更に「低単価の案件を回しても受けてくれる人」認定が下されるのではないかと戦々恐々です。
時間で換算して、どう考えても最低賃金をはるかに下回る!という案件は基本的に断っています。
パンドラの箱を開けてしまわないよう、慎重です。。
低単価に見えてラッキー案件の場合も
「このお仕事やってもらえませんか?」というメールには、お仕事の詳細が書いてあります。
この時、単価が低いなという案件でも
吹き替えスクリプトがあったり(書き換えに近いので時間がかなり少なく済む)
すでにハコ切りされている案件だったり
自分がよく知ってる作品だったりすれば、時給換算してそれなりな金額になるのです。
なので単価が低い=話にならないほど割が悪い とも限らないとも思います。
Yukoの現在の方向性
年数を重ねれば低単価のお仕事は来なくなるのでしょうかね。。気になるところです。
現状、私の方向性としては
超低単価の案件でもたくさん受けて収入を確保するのではなく
ぼちぼちな単価の案件で質のいいものを納品する方向性でやっています。
途中で方向性がどうなるかは分かりませんが…。
以上、1100文字に渡るボヤきでした。