フリーランス映像翻訳者Yukoのブログ

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映像翻訳者5年生。翻訳のお仕事の話などをつづっていく予定です。

2つの翻訳会社に登録して気づいたこと

ずっと1社のみに登録してきた私ですが

去年もう1社に登録し、現在2社からお仕事を頂いています。

2社登録したことで「こんな違いがあるんだ…!」と感じた部分について

まとめたいと思います!

ちなみに最初から登録していた会社=A社

新たに登録した会社=B社と書いていきます。

 

お金に関すること

しょっぱなからお金ことですが(汗)

まず、は振り込まれるまでの期間と単価について

 

A社=約3ヵ月、単価は案件によって異なる

B社=約4ヵ月、単価は固定

 

収入が少ない月の悪夢は数か月後に訪れます。

ずっと登録しているA社のほうが総じて単価は高めなのですが、

時々B社を100円以上下回る案件が来るので

何とも言えない印象です。

 

他の翻訳者とのかかわり

仕事の進め方にも違いがありました。

例えば1シーズン12話を、数エピソードずつ

何人かの翻訳者が担当する場合。

 

A社=他の翻訳者と直接やりとりをする

B社=他の翻訳者とのやりとりはなし

 

他のエピソードについて直接確認できないのは不便な時もありますが、

正直なところ他の翻訳者とのやりとりはないほうが

スムーズに進められる側面もあります。。

どちらがいいとは言いにくいですが、B社の場合

外出している最中に他の方から連絡が来て

返信を気にしてしまう…ということが少ないのでいいなと思っています。

 

ちょっとした字幕のルール

基本的に、字幕のルールはA社もB社も同じなので

戸惑うことはありませんでした。

判断基準などほんの少しだけ違うこともあります。

B社ではこうなんだ…!と新鮮に感じ、

会社ごとに違うこともあるというのを実際に見ると

少しだけ見聞が広がった感じもしてよかったです。

 

 

翻訳者スケジュール管理の違い

A社とB社で一番違うな、と思うのがスケジュール管理の違いです。

 

A社=案件対応中でもバンバン違うディレクターから連絡がくる。

仕事の相談が重なり断らざるを得ないことも多い。

逆に仕事の相談が少し途絶えることも。。

 

B社=基本的には1つの案件が終わってから、次の案件がくる。

もしくは対応中の案件のスケジュールを把握した上で相談してくれる。

違うディレクターから連絡がくる場合でも、

対応中の案件があることを把握してくれている。

 

やはり仕事を受ける側としては、B社が助かります。。

また、「●日~●日の対応が難しい」というと

きちんとその情報を共有してくれるようで

その期間は連絡がくることも基本はありません。

唯一の問題はB社のほうが単価が低いということ。。

A社よりも平均的に100円くらい低いのです。

登録して1年未満なので、もう少し頑張ってるうちに

単価も上がることを期待したいです。

ちなみに、安定していいタイミングで声をかけていただけるので

自然とB社を受けることが多くなり

収入は下降気味です。。

 

まとめ

映像翻訳歴およそ4年、何か専門分野があるわけでもないからか

収入は頭打ち感があります。

モチベーションも下がり気味ですが、頑張らねばというところです。