フリーランス映像翻訳者Yukoのブログ

フリーランス映像翻訳者Yukoのブログ

映像翻訳者5年生。翻訳のお仕事の話などをつづっていく予定です。

映像翻訳講座を選んだ時の基準。通信講座の孤独、あなどることなかれ

 

 

ワーキングホリデーを終える頃には、現地で調べるなどして

すでに帰国後に受ける講座は決めていました。

映像翻訳という分野自体を選んだ理由はハッキリと覚えていないのですが、翻訳分野を調べる中で一番合っていると感じたこと。

文書を訳すよりも、人の会話を自然に訳すほうが自分には向いていると思ったからだと思います。

そして地方在住の私は通学して学ぶことも難しく(そもそも通える場所に学校がない…)通信講座一択でした。

 

修了後を思い描けること

講座を受けることが、翻訳者デビューにつながるのか。

これが私にとってはとても大事でした。

いろんな映像翻訳の評判などを調べようとしても、なかなか出てきませんし

どれだけ信頼できる情報なのかもわかりません。

「この講座を受けてデビューしました!」という記事などを読み漁りましたが、どれほどのチャンスがあるかも未知数…

仕事にきちんとつなげたかったので、私は翻訳者として登録できるまでの流れが

明確に示されていると判断した講座を受講しました。

 

受講時のほうが孤独かもしれない

在宅のお仕事は孤独だ、ということを1つ前の記事で書きましたが

通信講座受講時の孤独は相当でした。

先ほども書きましたが、修了して翻訳者になれるチャンスがあるのか。

どれほどの倍率?翻訳者になったところでどれだけ仕事があるの?

と答えのない迷路に迷い込むからです。。

そして何よりつらかったのは「映像翻訳の仕事に就くなんてできっこない」という空気。(というか実際に何度もいろんな人に言われました。汗)

これは周囲にもよると思いますが、“字幕”と聞くとやはり映画を思い浮かべる人が多いからかもしれません。

 

 

 

通信講座のメリットとデメリット

デメリットはとにかく情報量が少ないこと。

そして先ほど書いたように孤独であるということ。

私が受けていた通信講座では、他の受講生の存在を一切感じることはできませんでした。

自分がどれくらいの位置にいるのかも分からず、先生から直接話を聞くこともないので自分が折れたら負けです。

メリットは勉強したことや教えてもらったことがすべて保存されるため、見返すことができることでした。

先生から指摘されたことなど全てが残るので、忘れたとしても読み返すことができます。

 

通信講座から翻訳者デビューできるのか

できたからこそ、このブログを書いているわけですが…

通信講座で先が見えないと思っている人がいたら「できる!」と伝えたいです。

通信講座からトライアルに合格している人はたくさんいます。

私が個人的に大事だったと思うのは、受かるためにはどうしたらいいだろう、と探求ししいく気持ちと忍耐です。

翻訳者3年生の新人なので偉そうなことは1つも言えませんが、自分の経験を踏まえて書いてみました。