フリーランス映像翻訳者Yukoのブログ

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映像翻訳者5年生。翻訳のお仕事の話などをつづっていく予定です。

ワーホリで英語を身に着ける。渡航時、帰国時のTOEICのスコアは?

 

渡航時の英語レベル

 

目指すレベルは人それぞれですし、渡航時のレベルにもよりますし、それなりのレベルを身に着けるのは大変だと思います。

私が渡航するときは、TOEICのスコアが595。

高校1年生で退学していると考えると結構よいのでは…なんて思っています。

しかしスコアの内訳をみると、リスニングとリーディングに大きく開きがあり

バランスは取れていませんでした。

リスニングも今考えるとスコアが取れすぎていたと思うので、ある意味私にとっては空っぽのスコアかもしれません。

 

現地での勉強

滞在中はとにかく勉強をしました。

最初の6か月は語学学校にフルタイムで通学しましたが、

 

通学時は電車の中で英語のインタビューなどを聞き

学校が終わったら図書館で閉館(21時)まで勉強し、

帰ってからも遅くまで勉強。

お料理にかける時間がもったいなくて、ひどい食生活を送っていました。

(これは今では絶対に倒れるので、ひとえに若さが成せた技かと。。)

勉強は、自分なりにバランスを考えて苦手なリーディングに重点を置いたと思います。

 

仕事探し

ここまで身を削って勉強した理由の1つはこれ。

6か月の通学を終え、ワーキングホリデービザに切り替えたあとは仕事を探します。

帰国後に英語の仕事をしたい→現地では英語を使った仕事に就きたい→そのために最初の6か月でみっちり勉強せねば!

という感じでした。

この時点で受けたTOEICのスコアは800くらいだったと思いますが、まだまだ翻訳の勉強をスタートできるレベルの英語力ではなかったと思います。

レジュメを作成し、自分の足で配って歩きましたがなかなか連絡は来ません。

ある日 Hiring(募集中)と書いてあるお店を見つけ、レジュメを渡したところ運よく採用。

場所もローカルの人たちしか来ないような場所で、どうにか英語環境に身を置くことができました。

 

ワーホリの目的は人それぞれ

見出しのとおりです。ワーキングホリデーの目的は本当に人それぞれ。

1年みっちり働かず、旅する人もいました。日本でどれだけ頑張って貯めてきたのでしょうか…。

語学学校でもワーホリ中!という人はたくさんいます。

もしもワーキングホリデーで英語をがっつり勉強したい場合、周りに流されない決意も必要だと思っています。

当然、日本人の人と日本語で会話していれば英語力は身に着きません。

付き合いのような形で遊んで「本当は英語を話したい」と考えるのはもったないですよね。

私は日本人のお友達としょっちゅう遊んでいましたが、会話はすべて英語でした。

目的が似ている人は自然と集まっていたと思います。

 

帰国時の英語レベル

出発前→TOEIC 595

語学学校修了後→TOEIC 800くらい

そこから10か月ほど英語環境で働き、どこまでの伸びを見せるか?と思って受けた結果は!

 

 

 

 

845

 

 

 

 

ん?

さして上がっていないような。

 

大事なのはスコアだけじゃなく…

 

確か最終目標を900としていたと思うので、全然足りていなかったんですね。

そして10か月前と45しか伸びていない。

が、しかし。

自分で自覚する英語力の伸びは大きかったのです。

スコアが800の時は、点数と実際の英語力が釣り合っていない気がしていましたが

帰国時にはある程度の釣り合いを感じました。

スコアが高くても、自分の求める英語力が備わっているとは限らないのかもしれません。

 

 

ワーホリで英語を勉強して思うこと

ワーキングホリデーで英語力を可能な限り上げる。これは私にはとても合っていました。

予算面でも抑えられるため(親に借金しておいてどの口が言う)、その分長くいられるし、実際に海外の文化を体験したりと得る物は大きかったです。

ただ、予算が許す人は働くよりもがっつり語学留学したほうがやっぱり英語は身に着くのかな…

学校ではプロの先生が教えてくれますしね。

翻訳者になりたい、という人は学校で学んだほうがもしかするとよいのかも。